8月18日、東大生による中学生を対象にしたワークショップが行われました。奈義中学校の1年～3年まで12名が参加しました。

まず、グループにわかれて東大生と一緒にビンゴゲームを行いました。 ただのビンゴゲームではなく、今後の進路や生き方についての選択肢を選び、マスを埋めていくというもの。 真剣に理想の将来像を考えるグループもあれば、波乱万丈な人生を選んでみるグループもあり、思い思いにゲームを楽しんでいました。

次は、ワークシートをつかって、将来の夢あるいは興味のあることを書き出し、それを実現するためには中学卒業後どのような進路を歩めばいいのか考えていきます。 その中で、東大生が中学生時代からどのように考え、どのような進路選択をしたのか実体験を語り、

・将来やりたいことはこの先変わりうること

・それでも今のうちからやりたいことを考えておくことは大事であること

などのアドバイスも。 やりたいことはなんとなくあるけど、そのためにどんな進路があるのかはわからない、というような中学生が多いように見られ、そんな中学生に東大生がさまざまな選択肢を示してくれました。

ワークショップ終了後は、なんでも相談会。 テーマを絞らず、中学生が好きなことを自由に質問したり相談したりしました。 お菓子をつまみながら和気藹々としており、その日が初対面ながら、頼れる先輩として東大生に相談する様子が見られました。

普段なかなか出会うことのできない東大生と楽しくゲームをしながら、自分の将来を思い描いたり、いまの学校生活を振り返ったり、有意義な時間を過ごすことができたのではないでしょうか。

(菅原)