はるひ野小中学校、ゆうゆうのもり幼保園に行ってきました!
ナギカラの菅原です。
11月28日に川崎市立はるひ野小中学校、横浜のゆうゆうのもり幼保園に視察に行ってきました。
はるひ野小中学校は、川崎市麻生区黒川・はるひ野地区に平成20年4月に開校しました。当初は小学校の建設が予定されていたのですが、地域の要望によって小中一貫校として建設することに。
中学生が階段を下りている奥では、小学生が体育の授業をしています。
先週の飛島学園に続いての小中一貫校です。 先生方からお話を伺うと、一貫校にしたことでいわゆる「中1ギャップ」が解消されたとのこと。中学生になると環境が変わったり、思春期に突入したりで、不登校になる生徒がちらほらいると聞きます。しかしはるひ野小中学校ではそういったケースはなく、中学生は小学生の面倒をよく見て、全体的に優しいのが特徴だそうです。 親にとっても、先生が小学から中学まで子どもの健康や情緒などの情報を共有してくれていることが、安心につながるそうです。また、小学校の先生も、教え子が中学生になっても同じ建物にいるので、成長を近くで見守ることができるのでうれしいそうです。
小学校と中学校が合体しているので建物は大きく、いま自分がどこにいるのかわからなくなります。新任の教員もよく迷子になるそうです。そのとき校長先生はこうアドバイスするそうです。「迷ったら子どもに聞きなさい」
はるひ野小中学校の中学生は教科センター方式です。各教科で専門教室が設けられ、その教科の魅力をしっかりと伝えることのできる学習環境になっています。中学生は教室で各教科の先生を待つのではなく、先生がいる専門教室で学びに行きます。
はるひ野小中学校を後にして、次は横浜へ。
ゆうゆうのもり幼保園です。 ここがまた素晴らしかったです。建物も遊び心満載で、なにより子どもたちと先生がのびのびと遊んでいる姿が印象的でした。
ゆうゆうのもり幼保園では、子どもたちは登園してからしたいことだけをしています。先生は子どもたちに何かをさせるのではなく、子どもたちがしたくなるような仕掛けを作ります。
建物そのものが「遊びこめ」というメッセージを発しているようです。視察に来たわれわれもついつい遊んでしまいました、、、、。
教育におけるハードとソフトがうまく融合すると、このような雰囲気が生まれるのだということを肌で感じることができました。アクティブラーニング、ともに楽しく学ぶ、とはまさにこのことですね。 はるひ野小中学校もゆうゆうのもり幼保園も、子どもたちの笑顔が印象的でした。受け身になるのではなく、自発的に楽しみながら学んでいく。新しい教育の形をみることができました。