しごとコンビニ レポートその2

ナギカラの寺坂です。

現在、しごとコンビニ登録・質問会を重ね、うれしいことに登録者が少しずつ増えてきています。 今回はお仕事の様子、第2弾をお伝えしていきます。

奈義町は合計特殊出生率2.81を達成したことから、現在全国から注目されており、各地から多くの方々が奈義町へ視察・訪問されています。その視察の中で、実際に奈義町で子育てされているお母さんの生の声もお伝えできたらとの依頼があり、何人かのベテランのお母さん方にしごとコンビニに登録してもらい、視察に一緒に参加していただき、訪れた方からの質問に答えていただいています。

去る1月、雪が降りしきる中、高知県香美市議会の教育厚生常任委員会と保健師の方、計8名が奈義町を訪問されました。しごとコンビニからは2名のお母さん方が参加されましたので、私も同行取材させていただきました。

まず副町長や奈義町の議員さんがご挨拶をされた後、香美市議会教育厚生常任委員会の委員長さんがご挨拶をされました。

香美市は3町村が合併されて、3月で10年になられるそうです。合併当初は3万3千人ほどいた人口も今は2万7千人をわっているそうで、どうやって人口減に歯止めをかけるか、そのために少しでも地域の活性化のための政策に結びつけていけるように、奈義町から1つでも2つでも持ち帰りたいとおっしゃっておられ、来られていた他の参加者からも、子育てについて・若者向け住宅・雇用について・限界集落についてなど、次々にたくさんの質問が上がりました。

その中で、お母さん方の生の声が聴けるとあって、お母さん方にも直接質問がありました。 今までの視察の中でも一番質問されることが多い、奈義町の施策の中で一番何がいいと思うか、や、チャイルドホーム以外で子育てにいいと思われるものは、など、興味津々といった感じで質問されていました。

視察対応に参加されているお母さん方も、公の場ですし、どんな質問をされるかもわかりませんので、緊張はされていましたが、町の担い手となり堂々と答えられている姿がとっても頼もしく見えました。

他の議員さんからも他の視察でお母さんが参加されているところはないからいいと思う、と伺いましたし、最初の奈義町の議員さんのご挨拶でも、お母さん達の子育てについての経験や生の声がお伝えできるので、とても好評だとおっしゃっていただきました。

これからも子育て中のお母さんや子育てが終わられた方、それぞれがいろんな経験を活かして、輝いてお仕事をしてもらえるお仕事が増えていくといいなと感じました。