第12回奈義町観光マーケティング委員会が開催されました!

4月26日に奈義町役場にて第12回奈義町観光マーケティング委員会が開催されました。小阪委員長の挨拶後、各部会の進捗状況について報告がありました。

まずはグルメ部会。

グルメ部会の聞き取り調査によると、奈義町内の飲食店17店舗中「なぎビーフについて何か知っているか」という質問に対して、10店舗が「知らない」と回答。「名前は知っているがよくわからない」「あまり知らない」。 こういった課題から出てきたのが「なぎビーフ勉強会」です。町内飲食店を対象に、なぎビーフの生産体制、受賞歴、生産者の思いなど、なぎビーフの基礎知識を知っていただくというもの。勉強会を通じて、なぎビーフに興味を持ってもらい、町内でなぎビーフを食べることができる環境が揃うことを目指します。

つづいて、お土産部会。

お土産部会では「奈義町に来た人が必ず買うお土産を作る」を目標に、「どのようなお土産?」「どのような特徴?」「なぜ売れると思うのか?」と設問を立てて、アイディアを出し合ってきました。ミーティングを繰り返し、何を売り出していくかが徐々に決まりつつあります。今回は、参考となる町外の特産物をみなさんで試食をして意見交換を行いました。

体験プログラム部会。

体験プログラムを企画するにあたって、改めて奈義町の名所を回っています。また、近隣市町村の体験プログラムに調査として参加し、ターゲットやプログラム内容についての報告がありました。他の市町村では体験できない、奈義らしい体験プログラムはどういったものか。グルメ部会、お土産部会のみなさんからも意見が出て、有意義な意見交換となりました。

報告後は各部会に分かれて、今後の進め方などについてミーティング。

奈義町でしか食べられないもの、奈義町でしか買えないもの、奈義町でしか体験できないもの。これから何が生み出されるのかとても楽しみです。このように何かを生み出す過程で、町民にとって当たり前であった「奈義らしさ」の正体をつかみ、町外の人が求めたくなるような形へとデザインしていく。生みの苦しみもあるでしょうが、みなさんとても活き活きと議論をされていました。観光マーケティング委員会から目が離せません。

(菅原)