奈義町らしい「まちづくり」を移住検討者の方と話し合い、奈義町の未来について語る、「奈義町ファンをつくる会」を開催しました!

112日、東京都有楽町にある「生涯活躍のまち 移住促進センター」で、第2回目となる奈義町ファンをつくる会「岡山県奈義町で生涯活躍のまちをつくる会」を行いました。

今回は7名の参加があり、移住定住に興味がある方の参加もありましたが、全国の自治体の地方創生の取り組みに興味があり、話を聞きに来たという方もいました。

奈義町が自然とアートを軸にこれからのまちづくりを考えているというテーマでは、奈義町は伝統的な文化を大切にし、それを活かしながら新しい文化を生み出しているという話をしました。

国際交流員のポール・エッシングさんによる奈義町での取り組みについて(もちろん大好評の紙芝居パフォーマンスも!)は、京都賞での歌舞伎通訳などの話題を交えながら、奈義町での国際交流とは何かということを常に考えながら仕事をしているという話をしてもらいました。

奈義町アート・デザインディレクターであり、劇団OiBokkeShi主宰の菅原直樹さんの介護をテーマにした演劇活動の話、またその表現活動を活かした奈義町での取り組みの話などでは、マイナスイメージとして感じやすい「老いていくこと」に、別の角度から見ることで自分たちの暮らしも輝いて見えるという感想がありました。

会の参加者の方は、全国の自治体がこれからどのように「まちづくり」を行っていくのか、その取り組みの姿勢についての関心が高く、質疑応答の時間では奈義町の取り組みについての感想や、様々な意見をいただきました。

「話を聞いていると、奈義町の文化度の高さが、住んでいる人の暮らしやすさを実現し、それが子どもを生み育てやすい環境をつくっていることを実感した。『アート×まちづくり』という試みは、とてもおもしろいと感じた」という意見や、「奈義町が、アートに関心の高い独身女性の出会いの場になり、女性が活躍できる場所になればもっと活気のある町になるはず。そういう視点を持ったイベントを開催したら面白いと思う」というアドバイスをもらいました。

奈義町は、ポテンシャルとして持っていた「自然」と「アート」という魅力を、ストーリーをつけて別の魅力に変えることで、新しい「たのしい」町に生まれ変わろうとしています。

今後も、参加者の方との対話を大事にしながら、奈義町の未来について一緒に考えていけるような会ができればと思います!

(遠山)