新しいレジシステム「POSシステム」導入に向けて
現在、春の運用開始に向けてナギフトポイントシステムの構築を進めていますが、同時に山彩村と山の駅に新しいレジシステム(POSシステム)を導入するための準備も進めています。
レジのシステムは、一般にお買い物をする方や観光客の方が目にするものではないので、馴染みも薄いでしょうし、目立たない存在のシステムだと思います。ですが実は非常に大事な役割を果たすものなのです。
運営側での精算や会計処理などの事務作業が楽になるのはもちろんのこと、販売商品の動向が分析しやすくなります。
また、農作物の販売に関しては、ご自分の農作物が売れた際に、生産者の方へ自動的に連絡が入り、追加での出荷や商品の引き取りなどのスケジュールが立てやすくなる、などのメリットもあります。
そのシステムが回りまわって、一般の方や観光客の方が買い物をしやすい環境や、選択しやすい商品ラインナップに繋がっていくことになるわけです。
今回(1月10日)は、山彩村の生産者やスタッフの方に、実際のPOSシステムを使っていただき、ご意見を伺う機会をいただきました。
商品に貼り付けるためのバーコードシールを出してみたり、実際に販売する時のように実演をしていただきました。
机上でシステムを開発しているだけでは分からない、生産者の方の要望や店頭の状況、商品の具体的な情報などを聞き取ることができました。
ご年配の生産者の方でもわかりやすくバーコード印刷ができるように、店頭の混雑時にもレジの方の手間をとらないように、という気持ちで、課題はまだ少しありますが、来年度の導入に向けて引き続き改良を加えていきたいと思います。
この記事を読んで、普段は気にしないお店側のことを、少し気にしていただけるきっかけになると嬉しいです。
(濱町)