「那岐の茶の間」活動拠点の改修(空き家活用促進事業)が完成しました

社会問題にもなっている空き家について、より良い楽しい活用方法のモデルとなるような事業提案を募集し採択が決定した「那岐の茶の間」の活動拠点(中島東)の改修が、3月23日に完成し、4月7日には地区の方を中心に改修空き家見学会が行われました。

約2カ月半の期間で行われた改修作業。「那岐の茶の間」の想いを実現すべく板の間、厨房、図書室スペースなどを中心に改修が行われました。
しかしさすがは築100年以上の空き家。解体して初めて見えてくる問題も多々あり、どのように改修していくか、「那岐の茶の間」のメンバーともしっかり協議しながら進めていきました。


美しい梁を見せるのはどうしたらいいのか?一大プロジェクトが始まります

ここは子供たちが集う図書館スペースになります

見る見るうちに「那岐の茶の間」理想の活動拠点が完成。古民家建築の醍醐味でもある立派な梁を見せ、人の住む気配の残る居心地のいい空間が完成しました。

手作りの看板によって雰囲気がぐっと増します

4月7日には中島東地区の皆様を中心に招待し、改修完成見学会を行いました。
公共性の高い空き家の活用として採択された「那岐の茶の間」の活動は、地区の皆様とも一緒に楽しい場所づくりをしていきたいという想いも含まれています。当日は40名を超える地区内外の方が訪れ、新しいけれど、どこか懐かしい雰囲気のある場所に、「ここだったらこういうこともできるなあ」と話をされていたのが印象的でした。

地域活動団体「那岐の茶の間」は、イベント等を開催することで町内・町外の交流人口を増やし、町を元気にする拠点を目指します。交流会や展示発表会、イベントや会議室、子供のための図書館など、多世代が交流できる町の元気の目印となるような場所を目指して運営していきます。
空き家が「町の拠(よりどころ)」となるような、今後の活動にもぜひ注目してみてください。