第2回インスタグラマーサミット in 岡山県奈義町を開催しました

今回のイベントはInstagramに真剣に取り組んでいる方を対象に「まちのフォトメディアをつくるには」というテーマで開催しました。講師には前回に引き続きAge-Cox代表の栗山喬さんと、前回のイベントで動画を制作していただいた佐藤航さんをお招きしました。

はじめのプログラムは栗山さんと佐藤さんによるトーク。

独立して2ヶ月目(!)という佐藤さんから独立後の仕事の紹介。すでに国内外からの仕事を受けており順調だそうです。「仕事がくるかわからないから独立しないという人が多いが、独立してはじめて仕事がくるということもある」という言葉が印象的でした。

次は栗山さんのトーク。最近の仕事の紹介から、クライアントとの仕事の進め方について。
「依頼された仕事は単発になりがちだが、1年で目標を達成できることは少ない。なので、はじめにゴールをちゃんと共有するようにしている。そうすると単年で終わることがなく、続いていく事が多い」という話は、個人で仕事をする人のみではなく、組織で仕事をする人にも大切な考え方だと思いました。

次は奈義町内の撮影。奈義町の特徴やまちづくりについてお話しながら、奈義町の景観と自然の特徴を考えて作られたナギテラスにはじまり、屋敷の滝、三穂神社、那岐池を回りました。

4月1日にオープンするナギテラスをご案内。


屋敷の滝

梅を撮影したいという参加者の要望をうけ、急遽三穂神社の梅を撮影。


那岐池

最後はギャラリーFIXAで「まちのフォトメディアをつくるには」をテーマにディスカッション。
ディスカッションではフォトメディアに限らない、様々な意見がでて有意義な時間を過ごすことができました。下記にコメントの一部をご紹介します。

「フォトメディアをつくるというよりは、地域の活性化と同時進行で取り組んでいくのがいいのでは?ナギテラスなど今ある取り組みと並行して、記録みたいなかたちで公開していくとか。ナギテラスの取り組みといっしょに情報を発信していくといいと思う。」

「今、紹介しないといけない場所が紹介できていない。(ディスカッションの会場にお借りしている)ギャラリーFIXAなど。美術館も公式よりも詳細な情報を載せるなど、今ある魅力をしっかりと紹介したほうがいい。」
「奈義町の写真集をつくり、他の地域と交換展示をして交流すると、人の動きが生まれて移住につながるのでは?」

本イベントは今回で2回目となりましたが、回を重ねるに連れて、奈義町をアピールする方向性がイメージできてきたように感じます。参加者のみなさまありがとうございました!

(長田)