奈義町へようこそ!しごとコンビニ体験ツアーが開催されました
NAGIタウンライターズの福島です。
3月2~3日、都市に住む子育て世代の方々に向け「しごとコンビニ体験ツアー」が開催されました。
合計特殊出生率2.81を記録した奈義町で、子育てのことや、働くことを考える今回のツアー。1泊2日にて、仕事のことや地域のことなど、さまざまなことを体感してもらいました。
1日目は、自分のはたらき方を見つめるワークショップやしごとコンビニの体験などが行われました。
なぎチャイルドホームからイベントはスタート。
名札に「自分が呼んでほしい名前」を記入し、2日間このニックネームで呼び合います。
「親になってから、○○くんのパパ・ママと呼ばれることがほとんで、名前を呼ばれることがなかったから、久々に自分自身として扱ってもらえる気がする」と少し照れながら書く方や「普段とは違う呼び名で呼んでほしい!」と普段とは違うニックネームを考える方など、皆さんおもいおもいに考えていました。
自己紹介が終わると、はたらき方ワークショップが行われました。
「どうはたらきたいか」を考えることは「どう生きたいのか」を考えることに繋がります。
ワークショップでは、自分の「やりたいこと」「できること」「しなければいけないこと」の3つの視点から、「自分がどう生きたいのか」を考え、最終的に「どんなはたらき方がしたいのか」ご自身の考えを整理していきました。
自分が持つ顔(母・妻・娘など)を書いていき、その顔ごとの夢や目標を書いていきます。
子ども達は好きなおもちゃに夢中です。
用紙に書き込んだ後は、それぞれの考えを発表・共有。
発表の中で印象に残ったのは「子どもの個性を大事にして一人の人間として接したい」という意見。子どもの意見を尊重して対等に向き合っていくことを心掛けているとのことでした。
私は常々こういう考えを持った大人に育てられたかったと感じていたので、とても感動しました。わが子にもこんな風に接したいと思い、努力していますが実際はなかなか難しいものです^^;
そして、場所を選ばずプライベートを大切にできる働き方を理想とする意見が多く、家族で過ごす時間を増やしたいという希望は全員が持っていました。
ワークのあとは、しごとスタンドに移動。
まちの人事部のスタッフがまちの人事部の取り組みを紹介しました。
おしごと体験では、男女に分かれて、しごとコンビニで普段やっているお仕事にチャレンジ!
男性陣は、広報誌のはさみこみ作業にチャレンジ。
どうすれば、効率的にできるかを話し合い、実際に試してみたりしました。
女性陣は、文字おこしにチャレンジ。
録音データを聞いて、間違いを見つける作業を行いました。
最後はみんな一緒に企画提案体験。
ブレーンストーミングという手法を使って「こんなサービスがあったら利用したい」というテーマで自由にアイデアを書き出していきました。
なんと、参加者の中には家族会議でブレーンストーミングを行うという一家も!
少ない時間の中、たくさんのアイデアが出ました。私も参加したのですが、皆さんの勢いに圧倒されてしまいました!
和気あいあいとした雰囲気で体験を終えました。
夕方には、奈義町在住の2家族も合流し「那岐の茶の間」で奈義町との方々と交流する会が行われました
テーブルには、地元の那岐山荘特製お鍋や黒豆おこわ、煮物が並びます。
「冷えた体に鍋が嬉しい」とみなさんとても喜んでいました。
どこか懐かしさを感じる優しい味に、参加者の方々も自分の実家に帰ってきたような安心感を抱いていたようでした。
奈義町名産の里芋を使った煮物をパクパク美味しそうに食べている参加者のお子さん。
「普段うちの子、里芋が苦手なのに!食べてる!ビックリ!」とお母さんが嬉しそうに話してくれたのが印象的でした。
大人たちは談笑、子どもたちは思い思いに遊び、その様子はまるで、おじいちゃんとおばあちゃんの家に集まった大家族のよう。
和やかな雰囲気のまま、しごとコンビニ体験ツアー1日目を終え参加者の方々は、宿泊先である那岐山麓山の駅へと移動して行かれました。
2日目については、また次回お伝えします^^
(福島)