富山型デイサービス視察 1日目

ナギカラの菅原です。 富山へ富山型デイサービスの視察にやってきました。 富山駅の改札口で、先月講演会で奈義にお越しいただいた「おらとこ」の野入さんと合流。トレードマークの赤い服、目に入った瞬間から元気が出ます。今回の視察は野入さんが富山型デイサービスを案内してくださいます。お忙しいにも関わらずありがとうございます!

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まずは「にぎやか」へ。建物はログハウス風の住宅で、リビングルームには暖炉があります。みなさんがゆっくりと過ごされている中、我々は二階へ。

「チームむら」のメンバーによる見学ガイド。チームむらのみなさんは、にぎやかの利用者さんです。精神障害や発達障害などで何らかの生きづらさを抱える方々で構成されているそうです。この建物に入った瞬間から感じたことですが、どなたが利用者でどなたが職員か全くわかりません。 「職員は利用者と間違えられて一人前」 先日の講演で野入さんが仰った言葉が思い出されます。

こちらがにぎやかの理念。

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見学ガイドが終わって質疑応答をしているときに、理事長の阪井さんが戻られました。阪井さんの印象を一言で言えば「頼れる親分」。阪井さんとチームむらのみなさんとのやりとりを見ていると、職員と利用者の関係を超えた信頼関係が伝わってきます。

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さをり織りの部屋。 道具や作品がいっぱい。さをり織りの理念は「教えないで引き出す」「思いのままに織る」だそうで、色鮮やかな作品はにぎやかの雰囲気にぴったりです。にぎやかでは、職員・利用者のみなさんが思いのままに「いる」だけで、こんなにもカラフルで楽しい空間が広がっています。

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続いて、「このゆびとーまれ」へ。富山型デイサービスの伝説はここから始まりました。 平成5年7月、惣万佳代子さんら3人の看護師がこのゆびとーまれを開設しました。お年寄りから子どもまで対象を限定せず、地域の身近な場所で始まった富山型デイサービスは、現在、賛同する方々によって北海道から沖縄まで全国各地に広がっています。

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お茶を飲むお年寄りと駆けずり回る子どもたちに囲まれながら、惣万さんの話を伺いました。富山型デイサービスの理念に「トップが現場で働き続けること」とあります。惣万さんのお話は現場で働き続けているからこその、温かみと重みがありました。

今回の富山型デイサービスの視察で、理想が現実になった場を訪れ、実践をつづける方々にお会いすることができました。お年寄りから子どもまで、障害のあるなしに関わらず、自分らしくいられる場。この風景をまたこの目で見るために、今回視察に参加された方々と奈義町で新たな一歩を踏み出したいと思います。