奈義町活躍トライアルデイズ「ケアを耕せ!」お申込み受付中!

痩せ細っている介護現場があちこちにある。時間内に業務を終わらせるためにあくせくと働く介護職員。効率優先の介護は、「文化」をそぎ落とし、お年寄りを「もの」 として扱う。介護職員も心身ともに疲弊していく―――。

奈義町は岡山県北に位置し、中国地方の秀峰・那岐山があり、四季折々の美しい自然に恵まれている。磯崎新氏プロデュースの現代美術館や、江戸時代から受け継がれている横仙歌舞伎など、これまで新旧さまざまな芸術文化を大切にしてきた。

芸術文化こそが、生きる喜びを生み出す。「老い・ボケ・死」を文化の視点で捉え直し、介 護が本来持っていた「創造」と「希望」を取り戻す。介護をより深く、より楽しく。アートと自然のある奈義町で豊かな生活を楽しみ、超高齢社会の課題にクリエイティブに取り組もう。

――――

今回、奈義町で「自然×アート×介護」をテーマに2日間の活躍トライ アルデイズ(ツアー)「ケアを耕せ!」を開催します。アートと自然を満喫できるプログラムに加えて、介護の面白さ を十二分に伝える講演・ワークショップと盛りだくさん。奈義町でケアを耕しながら「わたし の生活=人生」を見つめ直しませんか。

奈義町はどんな町かというと一言で言えば「アートと自然の町」。磯崎新さんプロデュースの現代美術館や、江戸時代から受け継がれている横仙歌舞伎など、国内外に誇れる多彩な文化・芸術が息づいています。那岐山のある景色は日々美しいです。

あと、平成26年の統計では「合計特殊出生率2.81」と全国トップクラスの数字を達成し、子どもがとにかく沢山生まれています。奈義町現代美術館でそり遊びをする子供たち。

医療・介護については、家庭医療を実践している奈義ファミリークリニックを中心に、在宅での医療・介護体制に力を入れており、在宅看取り率は岡山トップクラス。写真は演劇ワークショップを受けている奈義町のおばちゃんたち。めっちゃ元気。

平田オリザさんが「教育・文化のまちづくり監」として、奈義町の小学校・中学校でコミュニーケーション教育を実践しています。先日は映画『幕が上がる』上映会が開催され、ももクロさんが奈義に来てくれました。「奈義町なら、芸術でも、教育でも、アイドルでも、一流の本物に出会うことができる」。

というわけで、そんな奈義町で豊かな生活を楽しみ、クリエイティブな介護をしてみませんか? 介護分野の第一人者の三好春樹さんによる老人ケア入門や、演劇体験を通じて認知症の人との関わり方を考えるワークショップなど、介護経験のない方でも楽しんでいただけるプログラム内容です。みなさんのご参加をお待ちしております!

★参加ご希望の方は、sugawara@nagikara.jpまで、お名前、年齢、性別、ご職業、ご住所、当日などの緊急連絡先をご記入の上、ご連絡下さい。
詳細については、旅行会社(リョービツアーズ)からご連絡差し上げます。