ちょいワルじいさん第3回作戦会議!
3月8日にちょいワルじいさん第三回作戦会議が開催されました。
今回からいよいよ町内でちょいワルじいさんがどんなイタズラ(!)を仕掛けていくかを話し合っていきます。これまでの松下先生からの「高齢男性は要介護・要支援状態になると家に引きこもりがちになる」という問題提起、そして引きこもりがちのおじいさんの心を動かすシミュレーションとしての演劇ワークショップを経て、ちょいワルのみなさんからどんなアイディアが出てくるのかが楽しみです。
その前に恒例のアイスブレイクをしました。今回は言葉を使わずにお題を人に伝えるジェスチャーゲーム。お題は「アメリカ人」です。
言葉を使わずに「アメリカ人」を伝えるのは難しい! 見ているこちらは大爆笑。
さて、身も心もほぐれた後は、本題の作戦会議です。 2グループに分かれて、元気な男性高齢者向けの事業と、介護・支援が必要となった男性高齢者向けの事業を出し合っていきます。アイディアが出てくる出てくる。
その後、各グループでどんな事業が出てきたか発表してもらいました。
たくさん出てきました。 赤〇がついているのが、元気な男性高齢者にも介護・支援が必要となった男性高齢者にも両方に向けて行える事業です。
たとえば、「お酒を飲める居場所作り」と「バーと間違えるデイ」は似ていますね。 デイサービスに行きたがらないおじいさんも、もしかしたらバーのようなデイサービスがあったら「行ってみよう」と思ってくれるかもしれません。
最後に、この中でどの事業を実際に行っていくかを決めていきます。
「一日旅行がいいんじゃないかな」
「一日旅行」は、バスを借りて介助付きで温泉などに遊びに行くというものです。障害を持ったり認知症を患ったりすることで、なかなか外出を楽しむことができなくなっている高齢者が沢山いらっしゃいます。そこで、ちょいワルじいさんが呼びかけて、障害のある方も認知症のある方も、その家族と一緒に旅行を楽しむ機会を作ろうというもの。こういった事業が町民や男性高齢者の意識を変えるきっかけとなるかもしれません。
しかし、「バス代はどうするのか?」「介助者はどうするのか?」といった課題が次々と出てきます。
うーん。
今回はここで時間切れ。
次回の作戦会議は4月5日。「四月だから花見しながらしようや」という一言で、さっそく次回はお酒を飲める居場所作りを実現する勢いです(笑)。ちょいワルじいさん、奈義町を最期まで悪ふざけができる町にするために突っ走ります!