ちょいワルじいさん作戦会議で「シルバーシネマパラダイス」!
4月6日に奈義町社会福祉協議会にて「ちょいワルじいさん作戦会議第16回」を実施しました。
まずゲスト参加者の紹介。東京大学大学院で戦後の日本映画を研究されている角尾さんが参加してくださいました。
角尾さんは、研究を通じて得た知識をもとに、現在、介護施設での上映会プロジェクト「シルバーシネマパラダイス」を実施しています。前回、作戦会議で定期的にミニイベントを実施しようということになり、その一つに「映画上映」という案が出ました。今回の作戦会議の後半では、角尾さんに特別に「シルバーシネマパラダイス」を実施していただき、映画上映についてお話を伺います。
その前に4月25日に実施される「ちょいワルな囲碁ボール大会」について話し合い。
ちょいワルじいさんによるミニイベント企画第一弾である「ちょいワルな囲碁ボール大会」。今後、ミニイベントを2か月に1回開催して、介護や支援を要する高齢男性にもぜひ参加してもらい、地域との交流の場になればと考えています。
今回の会場は奈義町社会福祉協議会。奈義町社会福祉協議会には浴場もあるため、汗をかいたらお風呂に入ることもできます。また、当日はお弁当を注文して、囲碁ボール大会後は花を愛でながらお弁当を食べる予定です。
会議では、当日の役割分担や広報活動について話し合いました。賞品はちょいワルなものにしようということで、ちょいワルのみなさんがいろいろと提案してくださいました。
その後、ちょいワルのメンバーの中には囲碁ボールを体験したことがない方が何名かいらっしゃったので、延原社協会長のご指導のもと、囲碁ボール体験会。
まさに囲碁とゲートボールの合体。ちょっとした運動と簡単なルールで、とても白熱しました。
「ちょいワルな囲碁ボール大会」の話し合いの後は、今後のミニイベントについて。今回の角尾さんのお話を受けて、「ちょいワルな映画上映会」が実施できれば、という話で盛り上がりました。
昔の映画や映画館の思い出を話すだけでこんなにも盛り上がるんだから、まずは映画について語り合う場を作ってみてはどうか。そこでアンケート等をとって、人気の高かった映画を文化センター等で上映するのはどうか。
映画の話で盛り上がったところで、角尾さんによる「シルバーシネマパラダイス」の始まりです。
角尾さんが昔の懐かしい映画のワンシーンを次々とプロジェクターに映してくださいます。上映が始まると、現代とは異なる俳優の佇まいや演出に、みなさんは釘付けです。
「アラカンが若い!」「白木みのる、久しぶりに見た」
時代の雰囲気が映画を通じてストレートに伝わってきて、驚きと感動の連続でした。
映画を観ることによって、その時代の空気や、思い出が蘇ってきます。高齢男性に昔の映画を観て時代や人生を語ってもらう、こういった場は、高齢男性はもちろん、地域の皆さんにとっても魅力的な場になるのではないかと思いました。今後のミニイベント企画が楽しみです。
角尾さん、ありがとうございました!
(菅原)