奈義町CBPR研究、第3回目のミーティングです!
6月24日に奈義町CBPR研究ミーティングを実施しました。
奈義町CBPR研究ミーティングでは、ゴールを「閉じこもったり、つながりが失われている人たちが、自分の趣味や役割を活かして、輝き、地域のいろんな人とつながること」に設定して、医療・介護・福祉の専門職、役場職員、町民とさまざまな立場の人々が集まりミーティングを行っています。
ファシリテーターは東京大学の孫大輔先生です。
今回は、「人生時代チーム」と「地域支援型リサーチチーム」の活動報告、ディスカッションを行いました。
まずは活動報告。
「人生時代チーム」は、ちょいワルじいさん作戦会議で実施される「写真」をテーマにしたミニイベント企画と連携して研究を実施できたら。このイベントは、奈義町の昔の写真をスクリーンに映し出し、高齢者に語り合ってもらうという、まさに高齢者の人生や生きた時代を引き出すイベントとなりそうです。
「地域支援型リサーチチーム」は、民生委員さん・愛育委員さんなどに呼びかけ、つながりが失われている人の情報を集める予定。人生時代チームはイベントを企画していきますが、こちらのチームは町内の情報を集めてリサーチしていきます。
続いて、ディスカッション。
「人生時代チーム」は、障害あるなしに関わらず自分のままでいられる居場所「ぽっかぽか」と連携して、素敵な人探しや、素敵な人たちの趣味や特技を活かした場づくりができたら。高齢者だけでなく、若年層の人々が輝ける場づくりについて話し合いました。
「地域支援型リサーチチーム」は、どのようにつながりを失われた人たちの情報を集めるか、そして、そういった人たちに心を開いてもらうためにはどのようなアプローチをすればいいか、といったことを話し合いました。
奈義町でいま行われている「ちょいワルじいさん」「ぽっかぽか」などの取り組みと連携しながら、地域全体の健康や生活の質の向上を目指すCBPR研究。わくわくするアクションを起こすことが、どのように生活の質や健康に影響があるのか。今後の展開が楽しみです!
(菅原)