奈義町CBPR研究、第4回目のミーティングです!
8月18日に奈義ファミリークリニックで、第4回目のCBPR研究ミーティングを行いました。アドバイザーの東京大学講師、孫大輔先生を中心に、奈義ファミリークリニックの松下先生、研修医、保健師、生活支援コーディネーター、俳優、居場所づくりの活動をしている人など、この日も様々な職種のメンバーが集まりました。専門職ではない町民の皆さんの参加も続いています。
前回のミーティングでは、閉じこもりがちな人が地域の人とつながるために、どんなことができるか、が話し合われました。「孤立していても特技や趣味をいかしてつながっていけないか」という案が出され、今回はさらに具体的な活動につながるための話し合いを進めました。
例えば、8月30日に予定されているミニイベント「ちょいワルな同窓会~奈義町の昔の写真をみて語り合う~」には奈義のおじいさん、おばあさんにたくさん集まってもらいたいと思っています。このイベントでは奈義町の昭和の写真をスクリーンに投影して、昔の暮らしぶりについて語ったり、奈義町の昔の町並みを思い出してもらったりします。当時流行した歌謡曲をみんなで歌うことも予定しています。
その他にも、高齢者の方がもっと気軽に集まれるように何ができるのかがついて話し合いました。今後は、前にも実施した囲碁ボール大会の開催のほか、日帰り旅行など他にも楽しいイベントを計画したいという意見も出ました。
また、閉じこもりがちな人の様子を知るための活動も進めています。
そして、最後に「居場所づくりの必要性」についても話し合われました。家や職場ではないところで気軽に繋がれる、集まれる場所。多世代が交流できる、そんな「居場所」があれば、もっと町内で活動している人たちの思いも聞きながら、いろんな人がつながれるのではないかと考えています。
次回のミーティングは11月の予定です。
健康や生活の向上を目指したCBPR研究、奈義町の文化や芸術を活かした取り組みを今後もどんどんご報告できればと考えています。
(申)